そんな馬鹿な・・

最近、「それは無いよね」という出来事がありました。
当ホームに7月に入居された方ですが、
その時点ではホームに入居するための
受給者証がなかったのです。
ただ、利用者さん本人の事情を考慮して
相談員さんとお話の上、
先行入居をしていただいたのです。
そして、最近(9月)になって
ようやく共同生活援助の受給者証が届いたのですが、
何と支援区分の記載がない受給者証が届きました。
ご存知の方もいるかもしれませんが、
共同生活援助(グループホーム)の運営は
障害支援区分を基に国からの報酬が決められます。
支援区分の記載がない受給者証では
まともに支援の報酬の請求ができません。
相談員さんに連絡して
行政に障害支援区分記載のある受給者証を
依頼して、先日やっと届いたのですが、
支援区分記載のある受給者証を依頼したのが
9月だったため、9月分からはその内容で
請求ができるが、それ以前(7,8月)は
区分なしでの請求になりますとのこと。
7、8月きちんとした援助をし、
その記録等もきちんとそろっていますが、
請求は最低条件でやれということらしいです。
7、8月の支援は自腹を切れという事らしいです。
確かに福祉事業は社会貢献という大きな大義があり、
当社もそれを常に意識してグループホームの
運営を行っていますが、
社会貢献は「犠牲」を払わないと
成り立たないものなのでしょうか?
今回の場合は、当ホームが犠牲を払いました。
でも、仮に棟ホームが犠牲を払わなかった場合
おそらく利用者様本人やそのご家族が
犠牲を強いられていたのでしょう。
当然ルールはあって然るべきだと思います。
でもそのルールって何を優先したルールなのでしょう?
なにかおかしいと感じます。