個人に合わせた支援

障がい者のグループホームは自立を目指す障がい者の支援の場です。
自立といってもいろんな自立があります。
・今どんな状況なのか
・どんな自立を目指すのか
それぞれの障がいの状況も違いますし、
取り巻く環境なども違います。
私達が町田でグループホームを開業して半年になりますが、
やはり障害をお持ちの方も
個別でいろんな対応が必要になる場合があります。
朝、早く就労に出かけるので
お弁当をつくったり、
シフト制で午後からのお仕事なので
お昼近くに出勤される方もいたり。
最近は朝の5時過ぎの送り出しが必要になりました(笑)
さすがにちょっと早いかな~と思ったのですが、
スタッフの
「大丈夫ですよ、支援しましょう!」
という一言で吹っ切れました。
利用者本人が早朝から頑張っているのに
支援者がのんびりもしていられません。
よく、「利用者個人に合わせた支援を~」
なんて言っておきながら
ガチガチの運営側のルールと都合で
個別に合わせた支援を全く行わないところもあるようですが
どうなんでしょうね??
「スタッフを大事にしているから」
というのとはまた少し違う気がするのですよ。
話を聞くと
それは大事にしているのではなくて
甘やかしているだけでは?と
そもそもグループホームで働くような人は
誰かの役に立ちたいと思って支援のお仕事を
選んでいますから、
利用者や周りの仲間から感謝されれば頑張れます。
「大変」よりも「充実」が勝ります。
もちろん、休暇や報酬も大事ですが
そこが第一の理由ばかりではありません。
利用者が楽しそうに、
生き生きと生活しているのを見ると
自分たちにもエネルギーが湧いてきます。